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	<title>心音舎 &#187; 音楽＆音響</title>
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	<description>心と体の悩みを改善する機能性音楽</description>
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		<title>サブリミナル効果と音楽</title>
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		<pubDate>Sun, 11 Jul 2010 09:12:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sos</dc:creator>
				<category><![CDATA[音と心の関係]]></category>
		<category><![CDATA[サブリミナル効果]]></category>
		<category><![CDATA[ヒーリング]]></category>
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		<description><![CDATA[映画とコーラ、ポップコーンの実験はサブリミナルを語る上で必ず登場する逸話です。では、あなたは他のサブリミナル効果を証明する実験を知っていますか？聞いたことがありますか？ <span style="color:#777"> . . . &#8594; Read More: <a href="http://www.shinonsya.com/music/psychoacoustics/538">サブリミナル効果と音楽</a></span>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><strong>この文章はできるだけ最後の結論までお読みください。</strong></p>
<p>サブリミナル効果は「潜在意識（無意識）へ刺激を与えることで何かしらの効果がある」というものです。最初は視覚だけを対象にしていましたが、後に五感全部へと対象が拡大されました。</p>
<p>通常は意識にのぼらないものを人間は知覚することができません。知覚していないものが心に影響を及ぼすことはない、と考えられてきました。</p>
<p>名前を呼ぶのが聞こえるから振り返るし、文字が読み取れるから本の内容が頭に入るのです。呼ぶ声が聞こえないのに振り返ったりはしません。文字が小さすぎれば小説で感動することはできません。</p>
<h3>サブリミナル伝説の誕生</h3>
<p>ですが、それを覆すような話が1957年にアメリカで出てきます。広告業者のジェームズ・ヴィカリが「ピクニック」という映画の上映時に「コーラを飲め」「ポップコーンを食べろ」というメッセージを書いたコマを5分おきに挿入しました。</p>
<p>すると結果的にコーラとポップコーンの売り上げが伸びたというのです。これは従来の心理学、神経生理学の常識からかけ離れたことでした。</p>
<p>人間はあまりに短い時間に起こった変化を正確に知覚することはできません。視覚で言えば0.1秒以下の時間に起こったことは不正確にしかわかりません。これは才能や個人差などではなく大脳皮質の視覚野のシステム上、それ以下の弁別機能（区別する機能）は持てないのです。</p>
<p>つまり「人間が読み取れない短時間に起こったことが人間の心に影響を与えたのではないか？」という仮説が生まれたわけです。</p>
<h3>サブリミナルブーム</h3>
<p>この不思議な現象に広告業界やメディアの各制作者がとびつきました。なぜなら「本人が知らないうちに深層心理にメッセージの刷り込みができるのではないか？」と期待したからです。</p>
<p>たとえば先のコーラとポップコーンの話では、普通に「コーラを飲みましょう」という看板を置いても「飲みたい人だけ」しか飲まないのに対して、サブリミナル効果を使えば「今は別に飲みたくない人」も飲みたい気分にさせることができるのではいか？ということです。</p>
<p>これはお得です。広告として、これほど効率のいい方法はありません。本人には気づかれないために押し売りの嫌悪感も抱かれません。気がつくと対象商品が買いたくなっているのです。</p>
<p>さらに「買わせる」広告だけではありません。もっと直接的に、本人に負荷を与えることなく、何らかの行動を取らせたり、主義信条を変更させることが可能になるかもしれません。</p>
<h3>サブリミナルの社会的影響</h3>
<p>当時は様々な広告が作成されたと思われますが「サブリミナル効果を使っています」と正直に言ってしまっては意味がないので一部を除いては秘密にされ、正確な数はわかっていません。</p>
<p>また映画やビデオ、テレビ作品に芸術的な効果などを狙って導入されました。90年代初頭までは様々な分野で積極的に導入され「効果がある」「斬新だ」と宣伝され、話題となっていきました。</p>
<p>一方で「人の深層心理を操作できる可能性がある」として、一部の宗教団体やセミナーが洗脳、マインドコントロールの手法として取り入れていきます。</p>
<p>オウム真理教の事件前後から「サブリミナルの使用は社会通念上フェアではない」「危険なもの」として映画やテレビ放送では自主的に禁止されていきます。</p>
<h3>音楽への使用</h3>
<p>「波の音を聞いて心地よくなる」「母体内の心臓や血流の音を再現して安心する」これはサブリミナル効果でも何でもありません。普通のことです。</p>
<p>某宗教団体が「修行するぞ修行するぞ」と繰り返し吹き込んだテープを聴いていましたが、これもサブリミナルではありません。ただの暗示効果です。</p>
<p>心理的な効果を与えるものを全て「サブリミナル効果である」と片付けてしまう誤解が広がっていますが、これらは従来の心理学的効果で十分に説明できます。</p>
<p>問題は認識の閾値を下まわる情報信号が影響を与えるのかどうか？つまり「聞こえていない、知覚できないものが”直接”無意識に影響を与えられるか」ということです。</p>
<p>音楽に応用しようとすれば「知覚できないほど瞬間的にあらわれる音」「人が聞こえないほど小さい音」「聞き取れないほど高い周波数」などを使った方法が考えられるでしょう。</p>
<p>実際にサブリミナル効果を使用した音楽CDというものは以前から様々なレコード会社から何種類か販売されています。心音舎の音楽療法CDについても「このCDはサブリミナル効果があるのか？」という質問をされる方がいます。（後半で解説します）</p>
<h3>学術的な検証</h3>
<p>最初に述べた映画とコーラ、ポップコーンの実験はサブリミナルを語る上で必ず登場する逸話です。では、あなたは他のサブリミナル効果を証明する実験を知っていますか？聞いたことがありますか？</p>
<p>答えは「無い」んです。最初の説明通り心理学的な常識を覆すような説なので、世界中の心理学者、神経生理学者などの間で何度も繰り返し追試の実験が行われました。</p>
<p>他にも様々な音響、嗅覚、二点弁別法など色んな観点から様々な実験が行われました。それらの結果から読み取れることは「サブリミナル効果という効果は存在しない」ということです。</p>
<p>「あってもおかしくなさそうな話」で、今後何かの証拠が発見される可能性も無くはないですが、少なくとも現時点までにサブリミナル効果の存在を科学的に実証できた例はありません。</p>
<h3>張本人の告白</h3>
<p>では最初の映画「ピクニック」のコーラとポップコーンの売り上げが伸びた話はなんだったのでしょうか？あの実験が無ければサブリミナル云々の大騒ぎは起こらなかったはずなんですが。</p>
<p>そもそも実験なのですから「どんな環境で実験したのか」「何人くらいの被験者がいたのか？」「どれくらい売り上げが伸びたのか？」「何月何日？」「何回行ったのか？偶然ではない統計的証拠は？」等を皆さんが知りたくなると思います。</p>
<p>アメリカ広告調査機構は事実を確認しようと、映画館や周辺に何度も確認の要請をします。最初の実験のデータはあるのか？レポートは？論文は？</p>
<p>ニュージャージー州フォートリーの映画館で上映した映画にコーラ等のメッセージを挿入したと言いだした本人、広告業者のジェームズ・ヴィカリが後に告白します。</p>
<p>「実験というほどのデータは集まっていなかった。マスコミに話がもれて大騒ぎになった」つまり単なる偶然か、少なくとも科学的な検証では全くなかったわけです。</p>
<p>新潟大学の鈴木光太郎教授によれば「実験そのものが最初から無かった」という指摘もされています。大げさな与太話に世界中が半世紀もの間振りまわされたのかもしれません。</p>
<h3>サブリミナルをめぐる現状</h3>
<p>このように最初に「あった」と言いだした本人さえ否定し、学術的に多くの実験結果から「無い」とされているサブリミナル効果の夢を今でも諦めきれない人達が沢山います。</p>
<p>ある人はサブリミナル効果の定義の枠を拡大解釈しようとします。「人間に知覚できている部分でも、あまり注意が向かなければサブリミナルということにしよう」というわけです。</p>
<p>別の人は「サブリミナル効果は実在するが、あまりに強力で危険なのでアメリカ政府（や数々の闇の勢力）が実験そのものを無かったことにした」と陰謀論風な話に飛躍したりします。</p>
<p>拡大解釈するまでもなく「見えているのに注意が向かない」ような事例はサブリミナル効果を持ち出さなくても従来の心理学で説明できます。闇の勢力が恐れるほど効果が絶大なら何故サブリミナルで一攫千金の大もうけをする人が出てこないのか？（実際に使おうとすれば原理的には簡単なのですから）</p>
<p>どちらの方針も無理がありますし、中には自分の都合のいいように「サブリミナル効果」の範囲を勝手に変えたり、そもそもサブリミナル論者の中にはサブリミナルの定義を全く理解していない人さえもいます。</p>
<h3>今も続くサブリミナルビジネス</h3>
<p>広告の分野では既にサブリミナルは完全に死語ですが、現在も芸術的分野、教育、癒し、ヒーリングなどの分野では「サブリミナル効果があります」というのは一種のセールスポイントです。</p>
<p>言いだした張本人が「本当は無かった」と自白して数十年、平成サブリミナルブームからも二十年近くが過ぎています。</p>
<p>それでも未だに堂々と「サブリミナル効果」を謳っている商品、業者は多く、特に批判されることもなく続々と新商品が生まれています。</p>
<p>プラシーボ効果（プラセボ効果）という言葉があります。医者に「効果のある薬だ」と渡されると実際は何の効果もないはずの偽薬が効いてしまう、という効果です。</p>
<p>「サブリミナル」の言葉を使うことで、一種の安心感、「効きそうな感じ」が出るのかもしれません。</p>
<p>それで元気になればいいじゃないか、科学的に正しくなくても効果があればいい、という意見を全て否定はしません。（ただプラセボ効果自体も最近では疑問視されていることを付け加えておきます）</p>
<p>ですが世の中の全ての薬が偽薬になってしまったら、もう偽薬を「効くと思い込む」こともできなくなります。「きちんと効く薬」が存在してこそ、その薬に似た薬のプラシーボの効果を信じることができるのです。サブリミナルを謳う商品の効き目も、きちんと効果を上げる製品が別に存在してこそだとは思いませんか？</p>
<h3>サブリミナル音楽</h3>
<p>眠れる音楽や安心する音楽、その他の様々な効果を求めてデータやモニタリングを繰り返すときに、実際に効果があるのか無いのか、どれくらいの効果があるのか、比較対象物を設定します。</p>
<p>A.現在作成中の音響効果CD（実際に測定したいもの）、B.サブリミナル効果などを謳っている同業他社の製品、C.一般の音楽の中で静かで効果がありそうなもの、D.なにも音が流れない状態、この四つで比較する所から話ははじまります。（モニターの方にはD以外の区別を隠します）</p>
<p>実際には心拍数や呼吸など直接計測できるデータ以外に表情や行動、本人の感想なども含めて結果を出すため決定的なことは言えませんが、大抵の場合にB群はC群に比べて変わりがないか、むしろ悪い結果が出ることが多いのです。</p>
<p>これはどういうことでしょうか？あまり同じ分野の他社ことを悪くは言いたくないのですが、本当にきちんとデータ収集や実験がされているのでしょうか？やはり今更堂々と「サブリミナル効果があります」と銘打っているのは、そういう企業方針、そういう商品内容なのでしょうか。</p>
<p>違う条件下、実験環境、測定項目では結果も変わるのかもしれませんが、判断はこの文章を読む方々に委ねます。</p>
<h3>心音舎オトサプリ</h3>
<p>心音舎の製品にサブリミナル効果を使っていますか？と聞かれてガッカリされることがあります。ですが、自信を持って言います。心音舎ではサブリミナルとそれに類する効果を活用することはありません。</p>
<p>音の種類は？大きさは？テンポは？音程は？ハーモニーは？自然の音は？メロディーは？波形は？リズムは？周波数特性は？残響は？</p>
<p>他にも様々な要素で音楽はできています。それらをコントロールし心理的に有効な効果を得る方法や理論は沢山あるのです。わざわざ知覚できない音、サブリミナル効果などの存在に頼らなくても、きちんと有効な心理作用を得ることができます。ご安心ください。</p>
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		<title>受動的な音楽療法</title>
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		<pubDate>Tue, 09 Mar 2010 02:49:00 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[音と心の関係]]></category>
		<category><![CDATA[カウンセラー]]></category>
		<category><![CDATA[ボディソニック]]></category>
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		<category><![CDATA[受動的音楽療法]]></category>
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		<description><![CDATA[意外でしょうが、この聞く事主体の音楽療法は最近までなかなか主流にはなりませんでした。それは幾つかの条件が重なった場合の限定的な効果であることを忘れてはいけません。 <span style="color:#777"> . . . &#8594; Read More: <a href="http://www.shinonsya.com/music/psychoacoustics/269">受動的な音楽療法</a></span>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>音楽療法というと聞くだけだから受動的なものじゃないの？と思われる方もいるでしょうが、自分で演奏したり歌ったりするタイプのものを能動的、聞く事に重きをおく方を受動的と定義しています。</p>
<p><span id="more-269"></span></p>
<p>意外でしょうが、この聞く事主体の音楽療法は最近までなかなか主流にはなりませんでした。音楽療法の始まりは音楽を流すことから始まったのですが、、、</p>
<p>もちろん導入もしやすく（音楽を聴くだけでも開始できます）実践もしやすいので多くの場面で見られました。正確には「重要なものと位置づけられてこなかった」「正当なものと見なされなかった」という方が正しいでしょうか。</p>
<p>これには幾つか理由があります</p>
<ol>
<li>音楽の好みが人それぞれである</li>
<li>同じ音楽を聴いても人によって感じ方が違う</li>
<li>能動的音楽療法と違い即効性の効果が現れにくい</li>
<li>効果自体の検証がしにくい</li>
</ol>
<p>などです。他にも学問として体系化しにくい、聴き終わった後の持続的な効果が疑問視される、音楽自体の選択肢が多すぎる等の理由もあるでしょう。</p>
<p>音楽療法は療法という名前がついていますが、代替医療、もしくは補完医療という位置づけです。悪い言い方ですが、おまけや補助のような位置にあります。受動的な音楽療法はその中でも更に補助的な役割として捉えられてきました。</p>
<p>もちろん効果は実証されていますし、音楽を聴いて何らかの影響を受けることは誰もが経験することでしょう。ですがそれは幾つかの条件が重なった場合の限定的な効果であることを忘れてはいけません。</p>
<p>音楽を聴いて体や心をケアするという行為は、ある一方からは「効果があるわけがない」と言われ、一方からは魔法のように何にでも聞く医療行為のように思われますが、どちらも間違いです。</p>
<p>軽視もせず過度な期待もせず、守備範囲をわきまえることが大事です。何よりも重要なことは受動的音楽療法が手軽に簡便に導入できるということです。劇的な効果は望めないにせよ、これは大きな利点です。</p>
<p>そのため、楽器演奏や歌うことが難しい高齢者や手足や発声器官に障害を持った人達のケアにも有効です。（ボディソニックなどを使い聴覚障害がある方にも応用ができます）</p>
<p>「音楽の好みが人それぞれ」という点への対応は、その場で本人の表情や動きを観察しながら即興で次々と音楽の内容を変えていく方法があります。またそれ以上に対応するために入念なカウンセリングと意識調査が加わることもあります。</p>
<p>これには熟練した即興能力のある演奏家や、対人スキルの高いカウンセラーの能力も問われます。もちろんそれは重要なことですが、「気軽にできる」という利点がいささか相殺され気味でもあります。</p>
<p>そんな音楽を聴く受動的音楽療法は、これからの時代、携帯用音楽機器やコンピューターで膨大な音楽を手軽に試せる、切り替えられる時代に改めて脚光を浴びるかもしれません。</p>
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		<title>能動的な音楽療法</title>
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		<pubDate>Sun, 07 Mar 2010 14:52:40 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[音と心の関係]]></category>
		<category><![CDATA[ストレス発散]]></category>
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		<category><![CDATA[リズム]]></category>
		<category><![CDATA[リトミック]]></category>
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		<category><![CDATA[歌唱訓練]]></category>
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		<category><![CDATA[表現力]]></category>

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		<description><![CDATA[能動的音楽療法とは文字通りクライアントが歌ったり踊ったり楽器を演奏したり、自分を表現することが目的の療法です。各人が楽しみながら参加できる活動内容として重要視されています。 <span style="color:#777"> . . . &#8594; Read More: <a href="http://www.shinonsya.com/music/psychoacoustics/268">能動的な音楽療法</a></span>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>音楽療法と聞いて最初にどんなことを思い浮かべますか？一般の人は音楽を聴きながらのんびりするような状況が頭に浮かぶのではないでしょうか？</p>
<p>音楽療法、音楽の力で心や体に効果を上げる方法には他にも様々なものがあります。ここでは能動的に自分から積極的に関わる音楽療法について説明します。</p>
<p><span id="more-268"></span></p>
<p>能動的音楽療法とは文字通りクライアントが歌ったり踊ったり楽器を演奏したり、自分を表現することが目的の療法です。</p>
<p>音楽療法が精神医学系の分野で始まったこともあり、精神障害やメンタルヘルスの分野で様々な実践が行われてきました。現在では他にも老人福祉や知的障害、子どもの分野でも大きな効果を上げています。</p>
<p>一番ポピュラーなものが歌をうたうものですが、単に流行歌や自分の好きな歌をうたう場合もありますし、周りから支援を受けながら自分一人やグループで作詞や作曲をしたり、その場で即興で作った歌をうたうことなどもあります。</p>
<p>また楽器を演奏することもよく行われます。この場合ピアノやヴァイオリンなどは弾ける人も限られてくるので、打楽器（大太鼓、小太鼓、シンバル、タンバリン、トライアングル）が用いられることが多いようです。</p>
<p>打楽器であれば誰でも簡単に参加できますし、思った通りのリズムを奏でることができます。簡単なリズムやパターンから始まって、自分の好きなように強く弱く、ゆっくり速く等のバリエーションを表現することができます。</p>
<p>能動的音楽療法で重要なことは自分を表現できるということです。感情や思いを言葉にしたり表情に表したりすることに抵抗がある人でも、音楽を通じてならばハードルも低くなるケースが多いものです。</p>
<p>このため歌唱力や楽器演奏が上手いか下手かというのは二の次です。要は自分が表現したいことが自由に表に出せる手段であることが大事なのです。</p>
<p>芸術家や演奏家は自分の内面を表現することで自我を保ったり精神のバランスを安定させたりする人が多いようです。それを手軽な手段で誰でも参加できる形式にさた物が能動的音楽療法とも言えるでしょう。</p>
<p>自分を表現するというと難しいことのように思えますが、気持ちが荒ぶっているときには叩くリズムも激しさを増します。悲しい気分の時には歌う声も小さくなります。まずはそこから始めましょう。</p>
<p>自分の演奏はもちろん自分の耳にも届きます。人に聞かせることも大事ですが、自分で自分の今の状態を演奏から感じて、それがフィードバックされることも重要です。</p>
<p>老人ホームや福祉施設などでも余暇の時間やサークル活動として取り入れられ、各人が楽しみながら参加できる活動内容として重要視されています。</p>
<p>音楽を聴いているだけとは違い、自分で音楽を奏でることから始まる音楽療法もあるのです。他にもストレス発散や簡単な運動としての効果もありますので、何か障害や問題があるからという理由ではなく、誰でもやってみると面白いものです。</p>
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		<item>
		<title>心音舎ＣＤと音楽の使用方法と注意事項</title>
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		<pubDate>Sun, 07 Feb 2010 02:06:57 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[音楽と生活]]></category>
		<category><![CDATA[ipad]]></category>
		<category><![CDATA[ipod]]></category>
		<category><![CDATA[スピーカーからの距離]]></category>
		<category><![CDATA[フェードアウト]]></category>
		<category><![CDATA[ヘッドフォン]]></category>
		<category><![CDATA[不快感]]></category>
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		<category><![CDATA[部屋の明かり]]></category>
		<category><![CDATA[雑音]]></category>
		<category><![CDATA[音量]]></category>

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		<description><![CDATA[心音舎の音楽製品の使用方法について説明しています。家庭において自分自身で受動的音楽療法を行う場合に参考にしてください <span style="color:#777"> . . . &#8594; Read More: <a href="http://www.shinonsya.com/music/musiclife/174">心音舎ＣＤと音楽の使用方法と注意事項</a></span>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<h3>○使用方法</h3>
<p>その場面に応じたＣＤを適度な音量で最初から再生してください。<br />
特に意識することなく過ごしていただいて結構です。<br />
無理に安静にしたり音に集中することは必要ありません。<br />
場面が変わったり途中で再生を終了する場合は<br />
できるだけフェードアウト（徐々に音量を下げる）の後<br />
停止するようにしてください。</p>
<h3>○再生する時の状態</h3>
<p>部屋の状態、本人の体勢には<br />
特に指定はありませんので<br />
通常通り過ごしながら聞いてください。<br />
※安静や安眠のための音楽の場合は<br />
部屋を薄暗く（完全な闇は逆効果）<br />
楽な姿勢が望ましいとされています。</p>
<h3>○音の大きさはどれくらいがよいのか？</h3>
<p>通常の音楽を試聴する場合を基準にしてください。<br />
少しでも「耳障りだ」と感じれば大きすぎます。<br />
また「聞こえるか聞こえないか」というレベルだと<br />
なかなか効果があがりません。</p>
<h3>○不快感がある場合</h3>
<p>人によっては最初の数分間は<br />
若干の不快感がある場合もあります。<br />
それも効果の一部ですのでご安心ください。<br />
長時間聞いても不快感がとれない場合は<br />
しばらく再生を止めて様子を見てください。</p>
<h3>○雑音と思われるものが入っている</h3>
<p>小さいノイズと思われる部分も<br />
最初から意図的に入っている音です。<br />
視聴する上で気になるようでしたら<br />
スピーカーから距離をとることで<br />
ノイズ成分が聴感上は減少します。</p>
<h3>○再生方法について</h3>
<p>通常ＣＤ１枚で６０分前後の長さがあります。<br />
この内容の曲順も調整されたものですので<br />
最初から順にそのまま再生されることが<br />
開発時の前提になっています。<br />
ですが特に気に入ったものがあったり<br />
ご自分に効果が高いと思われたものは<br />
そこだけ繰り返し聞いてもらってもかまいません。</p>
<h3>○再生機器について</h3>
<p>大型のスピーカーから小型のミニコンポまで<br />
通常の方法で再生していただいて結構です。<br />
ＣＤラジカセや一体型再生機器については<br />
もし音質補正機能があるのでしたら<br />
高音を若干上げ気味にしてください。<br />
また、いずれの場合も低音増幅効果や<br />
ウーファー機能はお切りください。</p>
<h3>○ヘッドフォン再生について</h3>
<p>開放型、密閉型を問わず問題なく使っていただけます。<br />
スピーカー再生と比べて若干小さめの音量で充分です。<br />
最近のMP3プレーヤーにあるイヤホン型（耳に入れるタイプ）は<br />
耳を痛める可能性もありますので音量に注意してください。</p>
<h3>○製品のコピー・リッピングについて</h3>
<p>一般家庭で使用する限りにおいては<br />
自由にコピーしていただいてかまいませんが<br />
家庭外への無断コピー、転売などは禁止されています。<br />
パソコンや携帯型プレーヤーへの取り込みも<br />
ネット上や他者への転載は厳禁ですが<br />
購入者が家庭で使用する分には自由に使えます。</p>
<h3>○注意点</h3>
<p>曲やＣＤによっては、その効果として大変眠くなります。<br />
運転中や機械の操作時には充分にご注意ください。</p>
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		<title>幸せなら手を叩こう</title>
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		<pubDate>Sun, 31 Jan 2010 01:59:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sos</dc:creator>
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		<category><![CDATA[BGM]]></category>
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		<category><![CDATA[選曲]]></category>

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		<description><![CDATA[小学校や幼稚園、保育園の発表会、学芸会、お遊戯会での出し物などで使用する楽曲で、現在ではパソコンを使って編集する方法が簡単で効果的です。曲を短くしたり、繰り返したり自由自在ですよ <span style="color:#777"> . . . &#8594; Read More: <a href="http://www.shinonsya.com/music/musicedit/162">幸せなら手を叩こう</a></span>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>お遊戯会、発表会シーズン前ということで、音楽製作、編集の依頼が多くなる季節です。音楽の編集というのはどのようなことを依頼するのか、どのように作業が行われるのか、少し判り辛いところがあります。今回は少しわかりやすく、一曲の例を挙げてどのような編集を行うかを見ていきます。</p>
<p>「しあわせなら手をたたこう」誰もが知っている曲で保育園、幼稚園のお遊戯会や普段の活動では定番の曲ですが、これが有名すぎるために形にするのが難しい曲。</p>
<p>元々はスペイン民謡なのだそうですが、やはり有名なのは坂本九の歌ですが、これはレコード化された物に観客の声やざわめきなどが入っています。なので通常の子ども達の活動では児童用にわかりやすくアレンジされた物が使われます。今回の作業もマスターには児童用CDを使用しました。</p>
<p>歌の内容はイントロ～手をたたこう～間奏1～足ならそう～間奏2～肩たたこう～エンディングですが、今回は要望があり、イントロ→手をたたこう→間奏2を三回→足ならそう→間奏2を三回→肩たたこう→間奏2を三回→曲を最初から全部流す、という構成に組み替えて欲しいということ。</p>
<p>なぜこのようなことがあるかは先生達であれば想像がつくでしょうが、入場するまでの時間や、途中での動き、楽器の準備などにかかる時間を捻出するためです。あまり音楽編集になじみのない先生方は「そんなことが出来るのか？」と驚かれるかもしれませんが、現在の技術では全く継ぎ目がわからないほどに完全につなぎ替えることが出来ます。少し前まではカセットのガチャンガチャンという切り替え音が入ったりしていましたが、今ではそんなことはありません。</p>
<p>まず音楽をデータとして読み込み、波形として表示します。それをパートごとに切り並び替えたり、コピーや繰り返しをさせるのですが、それだけではつなぎ目がハッキリわかってしまいます。繋いだ部分を仮にAとBとすると、AとBの微妙なテンポのズレなどに気を遣いながらBの位置を調整します。次にAの最後をフェードアウト（徐々に小さくする）Bの頭をフェードインさせます。これをクロスフェードといいます。</p>
<p>これを何十カ所か正確に行えば繋ぎ目のない曲ができあがります。次に出てきた要望は曲の全体のテンポをゆっくりにして欲しいということでした。</p>
<p>曲のテンポを落とすことも上げることも、「ある程度なら」簡単にできます。実は大きく変えることも変化自体は簡単にできるのですが、音が大きく変化してしまうので補正を細かくしなければならなくなるのです。</p>
<p>といっても、昔のテープのような「曲を速くしたら音程が高くなった」というようなことは起こりません。テンポと音程は別々に操作できるので、ドリフターズの志村けんのコントのようにはならないのです。ただ、速くする分には音素が圧縮されて聞き苦しい音楽になりますし、遅くすると隙間がたくさん出来て元から入っている雑音成分が目立ってしまうのです。</p>
<p>今回はテンポ120（正確には人間の演奏なので118～121の間を変動していました）を100にして欲しいということでした。これも子どもの演奏の練習を見て「ちょっと速すぎる」という感じを受けたという先生の話でした。</p>
<p>しかし、一旦100まで下げてみると今度は遅すぎることがわかりました。いくつかのテンポを書き出してみて聞いてもらうと105付近が一番しっくりするとのこと。これでテンポが決まりました。それに対応して、出てきた雑音成分の周波数帯をカットしたり、気になる単独ノイズはそれ自体を消す作業に移りました。</p>
<p>そして最後に出てきた要望が、ある音を消して欲しい、ということです。「しあわせなら手をたたこう」の曲で「てをたたこう！ドンドン」などと音が入っているのを想像してみてください。そのドンドンの部分を全部消して欲しいという要望です。</p>
<p>他の音と混じり合っている部分、例えばオーケストラのバイオリンだけを消す、なんてことは今の技術では出来ません。でも他の音とは別にその楽器だけが鳴っている部分なら消すことが出来ます。</p>
<p>使用したCDにはドンドンの部分に太鼓の音やタンバリンの音、他にも工夫を凝らして面白い音が入っていたのですが、保育園の先生によると「子どもが実際に手をたたいたり楽器を鳴らす音をきちんと聞かせたいために邪魔になる」ということです。</p>
<p>これは手作業で一つ一つ波形部分を消していくのですが、ただ消していくだけでは、その部分が完全な空白になってとても不自然です。お遊戯会の会場などで大きなスピーカーで大音量で流せば余計に不自然さが目立つでしょう。</p>
<p>なので一カ所一カ所「手をたたこ」の「こ」の部分だけにエコーをかけて、次のフレーズが始まるまで小さく鳴っているように加工しました。これで急に音が途切れた感じも無くなり、安心して聞くことができます。</p>
<p>このようにして音楽の編集作業は行われます。先生も満足していただき、保育園に持ち帰って練習を続けるとのこと。子ども達には頑張ってもらいたいものです。</p>
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		<title>音って何だろう？</title>
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		<pubDate>Fri, 29 Jan 2010 17:12:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sos</dc:creator>
				<category><![CDATA[音について]]></category>
		<category><![CDATA[イントナルモーリ]]></category>
		<category><![CDATA[シンセサイザー]]></category>
		<category><![CDATA[デジタル]]></category>
		<category><![CDATA[波形]]></category>
		<category><![CDATA[空耳]]></category>
		<category><![CDATA[超低周波音]]></category>
		<category><![CDATA[音響工学]]></category>
		<category><![CDATA[音響心理学]]></category>
		<category><![CDATA[骨伝導スピーカー]]></category>
		<category><![CDATA[鼓膜]]></category>

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		<description><![CDATA[もちろん音楽療法の基礎には音楽がありますが、さらに基礎部分の音そのものについて理解している人が音楽療法者の中に大変少ないことが気になります。音量、音程、音色に関わる音の基本について <span style="color:#777"> . . . &#8594; Read More: <a href="http://www.shinonsya.com/music/sound/160">音って何だろう？</a></span>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>「人の心を良い状態にする音楽」を作る、という目標にはいくつか曖昧な点が含まれている。まず「人の心」というよくわかるようでわからない広い領域を扱うことになる。心って何だ？というのは心理学の話題だが下手をすると哲学的、宗教的、倫理観的に収拾がつかなくなる。</p>
<p>またその「人の心」が「良い状態」というのもハッキリしない。よく「癒し」という言葉が使われるが、便利な言葉だけに注意が必要だ。興奮が治まらない人をリラックスさせるのと、気分が落ち込んでいる人を快活にさせるのは真逆の作用のはずなのに「癒す」という言葉で片付けられたりする。</p>
<p><span id="more-160"></span>じゃあ最後の「音楽」という言葉には曖昧さがないのかというと、これも微妙な問題。音を楽しむと書いて音楽。でも楽しい印象じゃない悲しい曲や激しい曲もあるのが音楽。「悲しい曲が好きな人は結局それを楽しんでいるんだろう」という言葉遊びになってしまう。ただ人間が聞く上で「楽（らく）」な音であるのは間違いないようだ。</p>
<p>音に関しては曖昧な点がないように見えるが、これが曲者で物理現象としての音波というのはハッキリしている。主に空中を伝播する弾性波です。急に難しい言葉ですね。要するに波です。（主にというのは空気中に限らない場面もあるためです。骨伝導スピーカーなどを想像していただくとわかります）</p>
<p>空気中に限れば、空気が疎密波として震える縦波は全て音波と言っていい。人間の都合で聞き取れない範囲を超音波や超低周波音なんて名付けたりしているが、本質は同じもの。そして空気が震えるということは何か原因があって震えているわけで、それが楽器だったりスピーカーだったり、物と物のぶつかりだったり、グラスの落下だったり、というのは特に本質的な違いではない、ということ。</p>
<p>ではそれを「音」として定義してよいかというと、間に人間を介するために話が複雑になる。音波が鼓膜に達して神経信号に変換されて音として感じるわけだが、人間は聞き間違いもすれば空耳もある。聞いてもいない音が聞こえ、鳴っているはずの音が無意識のうちに聞こえないことがあるのが人間の難しいところ。結局は「人間が音と感じた物が音」というたよりない定義になってしまう。</p>
<p>古典的な音楽の世界では昔からの伝統と流れで楽器の音、人間の歌声などを使って音楽を作ってきたのだけど、それぞれの音楽家は苦心を凝らして新たな音を音楽に盛り込んできた。曲の途中に実際に大砲を撃って音を入れようとしたマーラーや（本当に使ったかどうかは諸説ある）イントナルモーリを作り騒音を音楽に取り入れたルッソロなど、色々な音が必要な人もいる。</p>
<p>現在では人の心を動かすために様々な音が使われる。落ち着く「音楽」として鳥おｎのさえずりや波の音のCDが売られていることからご存じの方もいるだろう。心音舎では音と音楽をそれほど区別することなく開発にあたっている。本当の自然音から、機械でしか出せないシンセサイズされた音まで、分け隔てなく効果的な物は使っていこう、という考えだ。</p>
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		<title>音楽療法の成り立ち</title>
		<link>http://www.shinonsya.com/music/psychoacoustics/142</link>
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		<pubDate>Thu, 28 Jan 2010 01:22:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sos</dc:creator>
				<category><![CDATA[音と心の関係]]></category>
		<category><![CDATA[シンセサイザー]]></category>
		<category><![CDATA[受動的音楽療法]]></category>
		<category><![CDATA[哲学]]></category>
		<category><![CDATA[宗教]]></category>
		<category><![CDATA[形而上学]]></category>
		<category><![CDATA[心理学]]></category>
		<category><![CDATA[戦争]]></category>
		<category><![CDATA[精神医学]]></category>
		<category><![CDATA[電子音楽]]></category>
		<category><![CDATA[音楽療法士]]></category>

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		<description><![CDATA[医学以前の音楽と身体の関係から、心理学、精神医学の発展を経て音楽療法が確立されるまでの流れをまとめてあります <span style="color:#777"> . . . &#8594; Read More: <a href="http://www.shinonsya.com/music/psychoacoustics/142">音楽療法の成り立ち</a></span>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>音楽療法と聞いて「そんなものが効くわけがない」と言う人は最近では少なくなりましたが、昔までは相当な誤解と偏見があったものです。その成り立ちと歴史を簡単に眺めてみたいと思います。</p>
<p>音楽が人間の心に何らかの影響があることは大昔から「なんとなく」経験的に人類は知っていました。そして心が体に影響を与えることも（その逆も）やはり医学の進歩より以前に考えてはいました。その二つはなかなか学問とならず、体系化されず、ノウハウも個人的なものにとどまっていました。</p>
<p>各地の古代宗教でも音楽によってトランス状態、瞑想に入ることが大きな役割を果たすことがあります。旧約聖書でもダビデが悪霊に怯えるサウル王を竪琴で癒す場面が現れます。日本の古代神話でも音楽や舞の力で目的を遂げるシーンがよく出てきます。</p>
<p>これは個人的な音楽家の力で成り立っていて、その後にノウハウも方法も伝わっていません。完全に個人の演奏家、音楽家の力量の問題だったのです。しかしそんな素晴らしい音楽家達も受難の時代を迎えます。</p>
<p>中世では音楽で心を惑わす悪魔や物の怪として、治療や癒しのための音楽が弾圧される場面が出てきます。魔女狩りなどは有名ですが、酷い話では音楽それ自体が人心を惑わすとして禁止される国さえあったのです。</p>
<p>それだけの扱いを受けても、やはり音楽そのものは人間にとって必要なのでしょう。無くなりもせず発展し、音楽理論はバロックから古典音楽にかけて著しい発展を遂げます。ここで蓄えられたノウハウは音楽の作曲と演奏について膨大なものがありますが、当時はまだ「心とは何か？」というものがはっきりしない時代で、音楽は魂をふるわせるもの、楽しいもの、など表面的な心の動きとしてしか作用しませんでした。</p>
<p>音楽とは全く別系統で心理学の動きも出てきます。今までは心の問題は宗教的なもの、または哲学的なものとして扱われてきましたが、医学や生物学、言語学、動物行動学と分離と吸収を繰り返して人間の心を探究する今の心理学の源流が出来てきました。今の私たちが心理学と呼んでいるのは19世紀に入ってからの学問です。</p>
<p>世の中の偉大な発明が最初は軍事に関連して開発されることが多いように、音楽療法の直接的な原型は戦争中に生まれました。第一次から第二次世界大戦中、大量の負傷者を抱えたアメリカは野戦病院で音楽を流すことで回復が早まることを見つけます。この時代から音楽と心と体について科学的なデータがとられるようになり、今に至るのです。</p>
<p>音楽療法士という資格があります。これは具体的にはピアノなどの楽器を演奏して、そのクライアントの治療補助を行うというものです。その楽器の演奏の強弱やテンポ、展開を即興でコントロールしながら効果を上げようというものです。一見原始的なように見えますが、対象者と向き合いながら、その表情や動きを見ながら逐次内容を変化させることが出来るために臨機応変な対応が出来るのです。</p>
<p>ではレコードやCDをかけて心を癒す、治療の補助を行うというのはどのような流れなのでしょうか？これは本当に最近まで全く体系づけられていませんでした。先進的な医療機関では実験的に音楽を流したり、教育機関ではリトミックと並んで情操教育的に使われていました。でもそれは一部の話でデータも残りませんし、研究対象にもしにくいものだったのです。</p>
<p>一番の原因は音楽というより「音」の実態がコントロールしにくいものだったから、というのが大きいでしょう。人間の可聴範囲20Hzから20kHz、音量百数十dbの範囲で流すことが出来る音は本当に多彩で複雑なのです。シンセサイザーの開発から数十年、CDなどのデジタル録音から三十年弱、音楽を製作する立場から言うと「どんな音でも出せる」状況になったのはつい最近の話なのです。</p>
<p>現在コンピューターの助けを借りて、比較的小さな研究機関でも様々な音の合成と変化によって、人間の心身にどのような影響が起こるか調べることが出来るようになりました。その結果を持って実用的な、効果的な音、音楽を作ることが出来るようになったわけです。</p>
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